これは特に、お父さん、お母さんへのお願いです。

お子さんに「勉強しなさい!」「宿題しなさい!」と、無理に勉強させるのはやめてください。

「勉強しなさい!」と言われれば言われるだけ
その子は勉強を嫌いになっていく傾向にあります。

これまで様々な親御さんとお子さん、その関係を見てきましたが、
これに例外はありません。


人間、だれでも強制されることは嫌なものです。
嫌なことを無理にやらされても、決して長続きせず、より嫌いになっていってしまいます。
特に、小学生、中学生のお子さんにはその傾向は顕著に現れます。


勉強を続けるために大切なのは、勉強の価値を自分で見出し、
楽しんでやることなのです。

小さな頃から「勉強しなさい!勉強しなさい!」と言われて育ってきた子は、
無理に勉強をやらされてきたので「勉強は楽しくないもの」というイメージが定着し、
当然勉強を嫌いになり、そのイメージを変えるチャンスにめぐりあっても先入観が邪魔をして、
勉強をすることになかなか価値を見出せないという悪循環に陥ってしまいます。
一度定着してしまった先入観というのはなかなか厄介なもので、
人によっては学ぶことからとことん逃げ続けることもあり、
その後の人生にも大きな影響を及ぼしてしまいます。

「勉強に対する価値を自分で見出してもらうには?」
「自分から勉強する子になってもらうには?」


それにはまず、お父さん、お母さんが勉強している姿を、お子さんに見せてあげてください。

「子は親の背を見て育つ」と言われるように、
お子さんは親の姿をしっかり見ていて、色んなことを感じています。

「勉強しなさい!」と言われて育ってきた子どもたちはみんな
「なんでお母さんは勉強してないのに、自分だけ勉強しなきゃいけないの?」
「お父さんも仕事から帰ってきたらテレビばっかり見てるのに、なんで?」
と思っています。

この理不尽が、お子さんを勉強から遠ざけています。

理不尽を感じれば感じるだけ、お子さんは勉強からどんどん離れていってしまいます。
つまり「勉強しなさい」と言われるだけ、勉強を嫌いになってしまうということです。
お子さんに望む姿を、まずはお父さん、お母さんが実際にやって見せてあげてください。
「机に向かう」「本を読む」「勉強する」姿を、お子さんに見せてあげてください。

そうすればお子さんは「家では毎日机に向かうものなんだ
「学校だけじゃなく、家でも本を読むものなんだ」ということに気づいて、
自然に家で勉強する習慣を身につけていきます。
この習慣を自然に身につけられる環境を整えてあげることが、
自分から勉強する子になってもらうためにとても大切なことなのです。


そしてさらに勉強する価値をお子さんが自分で見出せるように、
きっかけを与えてあげてください。

「知らなかったことを知り、そうなんだ!と世界が広がった瞬間」
「理解できなかったことが理解できて、そうか!と目の前が開けた瞬間」
など、
勉強することに価値を見出せる瞬間というのは、
自分の可能性を感じられたときや、成長を感じられたときではないでしょうか?


それには、お子さんが様々なことに興味を持って、「これはなんでだろう?」など、
自分で色々なことを感じ、疑問を持ち、時にはそれについて調べたり、
誰かに聞いて教えてもらったりすることが大切だと思います。
そうして知識が増えていくことの喜び、視野が広がっていくことの楽しさを知ることで、
色々なことに興味が芽生え、花開くことが多くあります。
ですから、お子さんが興味を持ったことは、どんどん教えてあげてください。
もし、お父さん、お母さんが解らないことであれば、
「解らないから、今度図書館に行って、一緒に調べて見よう!」と
一緒に調べてあげると良いと思います。

興味のある時が、勉強し、ぐんぐん吸収できるタイミング!なのです。
勉強するタイミングを見逃さないというのは、実はとても大切なことです。

知りたい!→わくわくしながら勉強する→わかった!→嬉しい!→もっと知りたい!

この好循環にピタッとはまると、子どもたちは驚くほどすんなり、
ぐんぐん力をつけていき、自分の力でどんどん進んでいけるようになります。


いったんこの波に乗ってしまえば、今までの心配や苦労はなんだったの?というくらい、
子どもたちは自分からすすんで、いきいきと勉強するようになります。

勉強は、決して強制的にやらせるものではなく、自主的に行うものです。

お父さん、お母さんは、ぜひお子さんに、
様々なことに興味が湧くようなきっかけを与えてあげてください。

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