明るい月夜の晩に空を見上げると、
こんな満月がぽっかりと浮かんでいる姿を見ることがよくあります。
月と言えば、この模様がおなじみです。
日本ではよく、まるでうさぎが餅つきをしているようだと言われます。

でもちょっと考えてみると、いつも月はこの模様?
そうです、
地球からは月の裏側が見えないのです。
不思議だと思いませんか?

それはなぜなのか?その月の不思議を解説します。



月は、地球が一日一回転しているのと同じように、
軸を中心に回転しています。
これを自転と言います。
【右の上図】

また、月は地球の周りをぐるりと一周しています。
これを公転と言います。
【右の下図】

実は、この月の自転と公転の周期は、
どちらも27.32日になっているのです。

月は、27.32日かけて自転し、27.32日かけて公転する
ということです。

この、月の自転と公転の周期が同じになっているというのが、
地球からは月の裏側が見えない理由になっているのです。



もう少し詳しく説明します。図をご覧ください。



図では解りやすいように、月がいつも地球に向けている面に旗を立ててみました。
 
@ここからスタートするとします。

A月が、@の位置から1/4公転してAの位置に来ると、
  自転も1/4回転するので、旗は地球の方を向きます。

B月がさらに1/4公転してBの位置に来ると、
  自転もさらに1/4回転するので、また旗は地球の方を向きます。
  この状態だと、公転も自転も@のスタート位置からからどちらも半回転しています。

C月がさらに1/4公転してCの位置に来ると、
  自転もさらに1/4回転しているので、またまた旗は地球の方を向きます。

Dさらに公転も自転も1/4回転すると、@のスタート位置に戻って来ます。


このようにして、月は同じ面を地球に向け続けているのです。
月の自転と公転の周期が同じなんて、面白いですね。

最後に、地球からは見えない、月の裏側の写真を載せておきます。
いつも見ている月の模様とは全く違いますね。




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