青い空に浮かぶ雲。
真夏の空に大きく立ちのぼる入道雲。
秋の高い空にうすく広がる雲。
空を見上げると、色んな雲を見つけることができますよね。
そんな雲を見上げて
「雲って、どうしてできるんだろう?」と思ったことはありませんか?
ということで、雲ができる秘密を解説します。



まずは、下の図をご覧ください。
太陽に温められた空気が上昇して雲になる様子です。




雲は、このような仕組みでできます。

何かの理由で空気が上昇する。
       ↓
気圧(空気の圧力)が減るため、膨張する(ふくらむ)。
       ↓
空気は膨張すると、温度が下がる。
       ↓
温度が下がると、空気中の水蒸気が水滴になってでてくる。

       ↓  
空気中のほこりやちりなど(凝結核といいます)に水滴が付き、雲ができる。


つぎに、下の写真をご覧ください。










この写真には、雲ができる境界線がはっきりと写っています。
ここまで空気が上昇すると、その空気は冷やされ、
空気中の水蒸気が水滴になり、雲ができ始めるのです。 

(→なぜ気温が下がると水滴がでるの?参照)



ところで、上の説明のなかで、「えっ!」と思ったところはないですか?

そうなんです。
実は雲って、空気中にある「ほこり」がないと水滴がつくところがないので、できないのです。
普段はゴミとして扱われているほこりも、
雲にとっては、核として欠かせないとっても大切なものなのです。
                       
図では、太陽に温められて上昇する空気を例にあげましたが、
空気が上昇するための方法は他にもあります。

@太陽に暖められる。
  暖かい空気は上に上がっていきます。

A低気圧の中心に空気が吹き込み、上昇気流で吹き上げられる。
  低気圧と呼ばれる、気圧の低いところの中心には、空気が集まってきます。
  そこにたまった空気は上空へ吹き上げられます。

B暖かい空気と冷たい空気がぶつかって、暖かい空気が上昇する。
  暖かい空気のかたまり(気団といいます)と、冷たい空気のかたまりが
  ぶつかると、暖かい空気は冷たい空気の上に昇るのです。

C空気が山を越える時に、空気が上昇する。
  山に沿って、空気も上昇します。
  高い山だと、空気がその山を越えるときに雲ができます。


このようなことが要因となって雲ができているのです。
 

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